正社員に「なりたくない」のは「縛られたくないから」
一方、「正社員になりたくない」理由のキーワードは「自由」「時間」「縛られたくない」「責任」。こんな声が寄せられた。
「時間に自由のきく働き方をしているから」
「縛られたくないから」
「フリーターのほうが時間的自由があり、かつ正社員と給料も変わらないから」
「週5の8時間勤務がつらすぎるから」
「責任が重いから」
「しんどいから」
「まだ夢を追いかけているから」
「正社員で働くのは自分に合っていなかったから」
こうした声に、ジェイックの柳井田彰氏は、
「『正社員になりたくない』理由では、『自由や時間』が挙げられましたが、これはZ世代やミレニアル世代の顕著な特徴といえます。個人やプライベートを重視する傾向で、また近年、転職の一般化や働き方の多様化によって、個人のライフスタイルに合わせて働き方を選択する時代になりつつあることも、正社員になりたくない人が一定数いる結果に繋がっていると考えます」
とコメントしている。
また、「どちらともいえない」と答えた人に、その理由を聞いたところ、
「具体的に将来像が決まってないから」
「今はまだわからない」
「両者ともにメリットとデメリットがあるから」
「正社員以外にもあればそれで良いから」
「今のところはあまり積極的にやりたいとは思わないから」
「なりたいとは思わないが、どうしても嫌というほどでもないから」
「ちゃんと働けるか不安だから」
など、なかには「なんとなく」といった声もあった。
なお、調査は20代のパート・アルバイトか無職の人を対象に、2023年5月15日~16日にインターネットで実施。回答者数は400人(男性200人、女性200人)。