脱炭素に一番近い島「屋久島」で、アウディ ジャパンが「持続可能な島づくり」に力を注ぐワケ

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屋久島高校を訪問して特別授業 「再生エネルギー考えるきっかけにしてほしい」

アウディの歴史や脱炭素の取り組みを説明
アウディの歴史や脱炭素の取り組みを説明

   (3)「屋久島の生徒に対する学習機会の提供」の一環では、7月11日、シェーパース氏が鹿児島県立屋久島高校を訪問して、特別授業を行った。授業には屋久島高校の1年生と3年生のおよそ200人が参加した。

   登壇したシェーパース氏は、はじめ「再生エネルギーという答えのない問題について考えるきっかけにしてほしい」と呼び掛けた。

   アウディはコーポレート戦略として2025年にはエンジン車最後のモデルの発売、2026年からの新しいモデルはすべて電気自動車へと切り替えること、2033年までに内燃エンジン搭載車の生産を段階的に終了することを伝えた。

   こうした目標に触れたあと、屋久島町では水力発電で島民の生活をまかなっていることについて「みなさんが当たり前に触れていることは、外側にいる人にとってはとても勉強になることばかり」と説明。最後は、「再生エネルギーと電気自動車で『脱炭素に一番近い島』で夢をかなえてほしい」とエールを送った。

「e-tron」に興味津々の生徒たち
「e-tron」に興味津々の生徒たち

   このあと、アウディのバッテリー型電気自動車(BEV)の「Audi e-tron」「Audi Q4 e-tron」「Audi e-tron GT」などの電気自動車が屋久島高校の前庭に並んだ。

   生徒たちは普段あまり触れたことのない海外輸入車に関心を示し、運転席に座ったり、エンジンを見せてもらったり始終笑顔の様子だった。

   生徒たちに感想を聞いてみると、

「こんなにたくさん海外の車が並んでいてびっくりした!全部電気自動車ということで、環境に配慮していて良いと思う」(3年生・男子生徒)
「島の中にも充電器が何台かあるけれど、もっとたくさんの場所に設置されると、屋久島のイメージアップに繋がると思う」(3年生・女子生徒)
「講演を聞いて、本土の人たちにもっと屋久島の魅力を伝えていきたくなった」(3年・女子生徒)

   などが上がり、生徒たちの電気自動車への関心も高まったようだった。

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