全員に欠けている「送別される5人」に対する感謝の気持ち
――男性の追加のカキコミによると、派遣社員の女性たちからは「何が何でも送別会に参加したいという鼻息が、すごく伝わってきた」と描写されています。
川上敬太郎さん「派遣社員の方々は、3人の正社員の方々の金銭負担のことを踏まえて、本来の会費分を支払うと自ら提案してもよかったのではないでしょうか。もし、3人が大変な思いをしているのを横目に見ながら、自分たちは『知らぬ、存ぜぬ』で楽しもうとしていたのだとしたら、投稿者さんが怒りを感じるのも致し方ないと思います。
そして、幹事さんは送り出す3人の社員の大変さを見越して配慮してあげて欲しかったですが、板挟みにあって大変だと思います。どうすれば良いかを一緒になって考えてくれる他の社員さんがいればと願います。
送別される5人の方々は、今回の混乱をどう思っているのでしょうか。一緒にこれまで頑張ってきた仲間をねぎらい、次のフィールドでの活躍を願いエールを送るために、派遣社員も含め送り出す社員全員で場をつくる。そのためにもう少し、みなさん助け合われてはどうなのかと感じてしまいます。
今回送別される方々が5人もいるということは、その入れ替わりで新たに迎え入れるメンバーもいるのかもしれません。その方々の歓迎会では、今回の教訓を活かし、ぜひ新メンバーの気持ちを第一に考えてみなさんで協力し合っていただきたいと願います」
(福田和郎)