平均年齢33歳、平均年間給与およそ600万円
W TOKYOの従業員数は、2018年6月期末時点で36人、2019年6月期以降も38人、41人、43人と増加し、2022年6月末時点では45人、2023年4月末現在では44人となっています。
従業員の平均年齢は33.0歳と比較的若く、平均勤続年数は5.8年。2023年4月末時点での平均年間給与は599万9166円です。
W TOKYOの採用サイトでは、新卒採用、中途採用、インターン採用の募集が行われています。
正社員の新卒採用は「総合職」として採用し、TGCの協賛営業などの「ソリューション事務局営業職」と、新規事業開発の「ブランディング事業局営業職」、そして「メディア事業局」の3つの職種に配属されます。
中途採用で募集している職種は、「広報」「イベント運営ディレクター」「経理」「企画営業」です。企画営業職の場合、髪色・ネイル・服装は自由。想定年収は426万円~528万2400円(月45時間のみなし残業代を含む)となっています。
このほか、アルバイトまたは業務委託として、TGC公式メディア「girlswalker」の編集者・メディアディレクターなどの募集も行われています。
前述した通り、W TOKYOは2019年に新株主体制による独立を果たしています。
新規上場申請のための有価証券報告書(2023年5月26日)によると、筆頭株主は代表取締役の村上範義氏が79万5000株(28.10%)、元親会社のディー・エル・イーが43万株(15.2%)のほか、有名企業や個人など華やかな名前を連ねているのでいくつかピックアップしてみます。
マイナビ(18万4000株)
ベクトル(15万株)
電通グループ(同上)
片山晃氏(13万8000株。カリスマ個人投資家)
見城徹氏(8000株)
秋元康氏(同上)
藤野英人氏(6000株)
KSK Group(3400株。本田圭佑氏関係)
2023年6月29日に東証グロース市場に新規上場した際には、公開価格3000円の2.3倍となる7000円の初値をつけました。翌6月30日には7700円の高値をつけています。
しかしその後の株価は右肩下がりで、上場3日目の7月3日にはストップ安。7月10日には4710円まで下落していますが、今後の動向が注目されます。(こたつ経営研究所)