今、関心が高まっている「サステナブルな生き方・働き方」を実践するには?

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   ビジネスパーソンにとって30代、40代は、上司もいて、部下もいて、あるいは周囲の活躍も気になって...という悩み多き世代ではないでしょうか。

   当コラム「その仕事の悩み、こんなふうに考えてみよう。」では、キャリアや生活にまつわる悩みに、組織や人材開発、コーチングに詳しい「ひろ子ママ」が、アドバイスやエールをお送りしていきます。

◆きょうのお悩み

きょうはDさんが、こんな悩みを抱えていらっしゃいました。「サステナブル」という言葉は一般的になっていますが、最近では「サステナブルな働き方・生き方」というキーワードを耳にするようになりました。どのようなメリットがあるのでしょうか。

サステナブルとは何か?

   サステナブル、サステナビリティとは「維持できる」「持ちこたえられる」といった意味です。地球環境の持続可能性や人間社会の文明や経済システムの持続可能性といった概念として使われるようになっています。

   最近では、企業のサステナブルだけでなく、個人のサステナブルといったキーワードでも目にしますよね。

サステナブルを「自分ごと化」して考える

   個人のサステナブルな生き方としては、2つの意味があると思います。1つ目は、個人でサステナブルに取り組むこと。2つ目は、個人で長く成果を出し続けるためサステナブルに働くことです。

   まず個人でサステナブルに取り組むには、「サステナブルの自分ごと化」が必要です。地球温暖化や自然災害など20?30年前と比べても明らかに環境が違いますよね。環境汚染や地球の天然資源の枯渇がこのまま進むと、地球自体の存続が危ういです。

   一人でできることは小さいかもしれないですが、みんなでやっていけば未来につながっていくはず。個人でできることは、以下のようなことがあります。

・マイボトルを持ち運ぶ
・食べ切れる量だけ買い物する
・コピーの量を減らす
・節電・節水を心がける
・再利用・リサイクルする

   節約にもなるので自分のためにもなりますが、未来にもつながることなので意識してみましょう。

サステナブルな生き方・働き方に工夫を

   地球環境への負荷をかけると同時に、私たちは自分自身にも負荷をかけながら生きています。昔は60歳まで我慢しながら働いて、退職、余暇を楽しむといった生活をしていましたが、人生100年時代にはそうもいきません。

   そこで「サステナブルな生き方・働き方」を目指す人が増えていると言います。サステナブルな生き方・働き方とは、自分に負荷をかけない生き方・働き方です。こんなふうに考えてみてはどうでしょうか。

・自分にとって無理をない働き方とは

   まず自分にとってベストな働き方(時間・場所など)を見つけましょう。

   「どれくらいの時間」「どんな場所で」「どのような人と一緒に」「仕事とプライベートのバランスは」「どれくらいのお金が必要なのか」など、自分にとってベストな働き方を考えてはいかがでしょう。

   無理をしないというのは決して手を抜くのではなく、「自分で主体的にベストな働き方を選ぶ」ということです。

・お金に困らないように準備も必要

   「無理をしない働き方」を意識しつつも、同時にお金に困らないようにすることも大事です。

   生活していくためにはお金は必要で、心の安心感にもつながります。持続的に収入を生み出し続けるには、副業や複業など経験値を高め、稼ぐ力を高めておくことも効果的でしょう。

   生きる期間が伸びるので、長期的に稼ぎ続けることも必要となってくるのです。

   サステナブルな生き方をすることで、地球にも優しく自分にも優しい生き方を選択することができそうです。Dさんも地球のため、自分のためにとサステナブルな生き方をしてみてはいかがでしょうか。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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