女性の不調は「胸」に出る? 「老けバスト」にはご注意を!【尾藤克之のオススメ】

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バストケアのがんばりすぎは不要

   鍼灸師としての正木さんのポリシーは、みなさんに笑顔で帰っていただくこと。治療院で向き合うのはお客様であるの女性だけですが、治療の成果はその方とつながるすべての方々――配偶者やお子さん、両親や兄弟姉妹、上司や同僚、友人や恋人に及ぶと言います。

   小さな蝶の羽ばたきが、いつの間にか大きなうねりになることを「バタフライ効果」といいます。女性は誰しも、その「笑顔」でバタフライ効果を巻き起こす力を秘めています。バストは女性にとって特別な場所。愛着が大きい分、コンプレックスになったときのダメージははかりしれない、と正木さんは言います。

   そのうえ、バストは女性の「心身の健康度」を示す場所です。ところが、自分のことを後回しにしているうちに「老けバスト」化はどんどん進みます。バストからの危険信号を見逃して、自律神経の乱れを正すことなく過ごした結果、心身の健康が損なわれる。がんばる女性ほど、そんな危うさと隣り合わせなのです。

   この機会に、いまの環境を振り返ってみましょう。そして、自分のバストを正しく検証することが大切です。バストにもたらされた「美」は、あなたの心と体も健康にして、よりよい人間関係へとつながっていくことでしょう。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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