SNS時間...20代の平均2.5時間、40代の平均1.4時間 TV時間は世代間で大差なく
ここまでは、仕事に関連した質問を重ねてきたが、一方でどちらかといえば仕事を離れたオフタイムにしがちな2つの行動について、かける時間について聞いている。それは、SNSにかける時間と、TVの視聴時間についてだ。
InstagramやTwitter、TikTokなどのSNSにかける1日あたりの時間を聞くと、最も多かったのが「1時間」で「27.3%」。次いで「30分」と「2時間」が同率で「20.7%」。平均では1.7時間という結果が出た。
年代別で見た場合、特徴的なのは20代で「0(ほぼなし)」が0.7%と極めて少なく、最も多かったのが「2時間」の「28.5%」。次いで、「3時間」が「22.2%」、「5時間以上」も「9.7%」などと、SNSに触れている時間は長いといえそうだ。20代の平均は2.5時間。
さらに、TVの1日あたりの視聴時間(見逃し配信、録画視聴を含む)について聞くと、最も多かったのが「0(ほぼなし)」の25.6%、次いで「1時間」22.3%。平均では1.4時間だった。
同社は「年代別では大きな差は見られないものの、SNS時間とTV時間比べると、40代はどちら(=SNS時間も、TV時間も)も1.4時間なものの、30代は(SNS時間)1.9時間と(TV時間)1.3時間、20代は(SNS時間)2.5時間と(TV時間)1.3時間と、年代が上がるごとに『SNS時間>TV時間』が高まっていく様子が見られました」と指摘している。
今回の調査を受けて、「女の転職type」編集長の小林佳代子氏は、
「今回は働く女性のさまざまな『時間』に関する調査でしたが、職種や年代によって差がある結果となりました。
とくに特徴的なのは昨今人気を集めるエンジニア系で、1日あたりの会議時間や、1週間あたりのスキルアップにかける時間がその他の主な職種と比べて最長でした。
エンジニアはPCに向かって1人で作業をする職種と思われがちですが、クライアントとの打ち合わせやプロジェクトメンバーとの課題共有などコミュニケーションも多く発生する仕事。また、最新技術をキャッチアップし続ける必要がある職種のため、学習時間も長くなる傾向であることがわかります」
とコメントしている。