予期しない法的問題に直面したら、どうする?...東洋経済「生き残るための法律術」、ダイヤモンド「保険見直し」、エコノミスト「円安インフレ」を特集

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保険料見直しを3つのステップで

   「週刊ダイヤモンド」(2023年7月8日号)の特集は、「最強保険見直し術」。生活コストが上昇する中で、生命保険や損害保険などの保険料の見直しで節約する方法を探っている。

   見直しを3つのステップで整理している。

   大事なのはステップ1で、原則となる考え方だ。

   備えておくべき必要な保障額は、「万が一のときの支出の見込み額-その後の収入の見込み額」ということだ。必要保障額を試算する際に、特に重要なのが遺族年金。死亡した人の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3が、子どもがいれば18歳になるまで支給される。

   たとえば、会社員(35歳)で月給35万円、家族構成は妻と子2人の場合、遺族年金は月額14万円になる。これを知っておくと、過剰な契約を避けられるかもしれない。

   また、医療保険に入る前に、誰でも利用できる高額療養費制度があることを知っておいてほしい、と指摘している。

   年収約370万~約770万円の69歳以下の人に、100万円の医療費がかかった場合、病院窓口での負担額は3割の30万円。そのうち、自己負担額の上限額は8万7430円となり、残り21万2570円は高額療養費として後に支給される。

   さらに、加入している健康保険組合で「限度額適用認定証」を事前に申請しておけば、病院の窓口で30万円を立て替える必要もない。

   とはいえ、入院した場合、何かとお金がかかるため、医療保険がまったく必要ないわけではないという。何にでも使えるまとまった一時金がもらえるタイプの医療保険が多く販売されている。

   なお、ステップ2は、生保商品の「販売チャネル」だ。急速に拡大している保険ショップなどの代理店。生保各社はチャネルごとに卸す商品を変えている。ステップ3で、どのような商品があるのか、紹介している。

   パート2では、保険のプロ27人が選んだ保険五大商品のベスト&ワーストランキングを掲載している。

   医療保険で1位になったのは、メディケア生命保険の「新メディフィットA(エース)」だ。他社商品のいいとこ取りをして、かつ保障内容も上回りながら割安な保険料を実現した点が評価された。2位はチューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ」、3位はなないろ生命の「なないろメディカル礎」となった。

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