今週は、米国の6月雇用統計発表あり...結果次第では金融政策への影響も そして、政府・日銀の為替介入はあるか?(7月3日~7月7日)【株と為替 今週のねらい目】

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   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

東京株式市場 上値の重い展開か 日米で重要経済統計の発表相次ぎ、日経平均株価は様子見気分?

東京株式市場見通し(7月3日~7日)
日経平均株価予想レンジ:3万2500円~3万3600円

2023年6月30日(金)終値 3万3189円04銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、上値の重い展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、反発した。6月27日までは4日続落したが、その後は米国の経済指標が予想を上回ったことや、円安進行が買い材料となり、日経平均株価は上昇、3万3000円台を回復した。

   今週の日経平均株価は、様子見気分の強い中、上値の重い展開となりそうだ。

   需給面では、決算に伴うETF(上場投信)の分配金捻出のため、運用会社による換金売りが出ることが予想され、日経平均株価の上値を抑えることになりそうだ。

   さらに、週末7日の米国の6月雇用統計を始めとして、日米で重要経済統計の発表が相次ぐため、様子見気分が強まるだろう。特に、FRB(米連邦準備制度理事会)が年内に2回の利上げを予定している米国の経済統計は、結果次第では金融政策への影響も考えられるため、注目だ。

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