迫る!夏の風物詩「花火大会」に歩いて行ける...都内で家賃の安い駅ランキング 3位「足立小台駅」、2位「篠崎駅」、1位は下町情緒のあのエリア!

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チーフアナリスト・中山氏「年に1度のイベントを視野にいれた物件探しも、心豊かに過ごす上で大いにアリです」

   この調査結果について、LIFULL HOME'S 総研チーフアナリストの中山登志朗氏は次のようにコメントを寄せている。

「今年の春以降、新型コロナの5類移行に関連してマスク着用要請や海外渡航に関する規定が次々と解除され、社会の動きは"コロナ後"を見据えて活性化し始めました。
過去3年に渡って中止、もしくは縮小開催を余儀なくされていた各地の祭りや花火大会、音楽フェスティバルなどのイベントも今年は再開が表明され、賑わいを取り戻すことができそうです」

   いよいよコロナ禍があけて、イベントの開催は増えてきそうだ。

「花火大会は数あるイベントの中でも特に人気が高く、老若男女問わず無料で楽しめるものが多いのも魅力です。規模の大きい花火大会が開催されるエリアの近隣に住めば、家族や友人と花火を見ながらホームパーティも楽しめますから、花火大会は居住エリアの選択動機になるとも言われており、実際に物件広告にも『〇〇花火大会会場至近』などと記載され、物件のメリットの1つと見ることができます」

   一方で、花火大会に徒歩で行ける物件のメリットについては、

「花火大会は多くの場合川沿いや海岸、大きな公園などが会場となりますから、その近くの賃貸物件も自然環境の豊かな、もしくは余暇を過ごすのに適した環境が整っていることが多く、住環境の良さという点でもお勧めできるエリアが数多くあります」

   と説明。そして、

「今回の調査で月額賃料が最も安価だった『金町駅』『京成金町駅』『新柴又駅』は、いずれも柴又帝釈天の周辺に所在する駅で、地域が連続していることから広域的にはほぼ同じエリアです。
この界隈は普段から下町情緒と庶民的な飲食を楽しむ観光客で賑わいますが、花火大会の時は毎年?番の賑わいとなります。ほか江戸川区、立川、江東、隅田川の各花火大会などでも周辺賃料は比較的安価な下町&郊外が上位を占めています。
日常の交通利便性や生活利便性に加えて、年に1度の花火大会などのイベント開催があることも視野にいれて物件探しをしてみるのも、コロナ後を心豊かに過ごす上で大いにアリです」

   とまとめている。

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