待ったなしの少子化対策、努力義務負う企業の半数「業務に支障あり」 ネットで怒りの声...「ニッポンつぶす気か」「仕事は子育てのためにあるはず」

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「子育ては自然の営み、その支援は人類存続のための義務」

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介護と仕事の両立という場合もある(写真はイメージ)

   最後に、「動物の営み」「人類の歴史」という人間の原点から考えるべきだという提案を紹介したい。

「『支障』というが、そもそも子育て支援は人類の存続のためにしなければならないもの。むしろ、仕事が子育ての支障なのだが。つまり、これからは夫婦が子育てに全力投球することを大前提に、余った時間とリソースで仕事をして生産していく。そういう社会に変えていかないといけない」
「昔に比べて(AIなどの)テクノロジーが発達した今、機械が行う分の労働は、時間も手間も、必要な子育てに充てる仕組みにできないのでしょうか。本来仕事は、子育てを安心安全に行うためにあるもので、仕事のために子育てをしにくいなど、本末転倒もよいところです」
「その通り。育休や時短よりも、各企業の従業員家族の出生率の算出を義務化してみては?と思う」
「動物としての当然の営みを、『支障』という違和感」

(福田和郎)

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