働いた会社が「ブラック企業だと感じた人」61%! そういうときの対処法は?...4割が「すぐに退職する」

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あなたが思うブラック企業の見分け方、第1位は「求人頻度が高い」

   さらに、調査対象者全員に「あなたが考えるブラック企業の見分け方は?」と聞いたところ、「求人頻度が高い」と答えた人が37%と、3分の1以上を占めて最も多かった。【円グラフ2参照】

円グラフ2 あなたが考えるブラック企業の見分け方は?(シフィット調べ)
円グラフ2 あなたが考えるブラック企業の見分け方は?(シフィット調べ)
「離職者が続出していたので、頻繁に求人募集を行っていた」(24才~29才男性、物品賃貸業 営業)
「人手不足で一人ひとりの業務負荷が増加。従業員の定着率も低く、定期的な人員補充が必要な職場でした」(35才~38才男性、運輸業 業務係長)
「良い人材を募集しようとしているが、うちのような地味な会社に応募する人がいない」(40才~44才男性、卸売業 人事・総務)

   第2位の、「募集要項の給料が高すぎる、あるいは低すぎる」(25%)というのもブラック企業の特徴といえそうだ。

「高水準な給料体系に魅力を感じて入社しましたが、実際は過度な長時間労働や想定外の業務を要求されるという事態に...」(25才~29才男性、情報通信業 エンジニア)
「長時間の残業が当たり前となって、しかも給料に反映されない」(30才~34才男性、保険業 内勤営業など)
「給与の大部分をノルマ達成による歩合制だったため、ベース給与がとても低かったです。しかも入社前に歩合について詳細を教えてくれず、入社後に知るという有様でした」(20才~24才男性、不動産業 営業)

   こういった具合だ。

   入社前には給与体系の詳細を教えてくれなかったのに、じつは「残業時間込みの基本給だった」「基本給よりも歩合で稼げという会社だった」といった回答が25%の人から寄せられていた。

   給料が高すぎる場合は、高額な給与を提示することで、不当な長時間労働や労働条件の不合理さをカモフラージュしようとするケースがあること。また、給料が低すぎる場合は、ブラック企業が従業員に対して適正な報酬を支払うことを怠っていることが考えられる。

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