就活中、社名を検索したSNS...1位「Instagram」、2位「TikTok」、3位「Twitter」
また、就職活動での学生側のSNS活用の実態を調べた。「就職活動を進めるうえで、SNSで社名を検索しましたか?」という質問には、「検索していない」は「17.2%」に留まっている。
一方で、「Instagramで検索した」(410票:73.3%)、「TikTokで検索した」(197票:35.2%)、「Twitterで検索した」(95票:17%)という結果で、やはりイマドキの就活生は、各種SNSで情報収集を行っているようだ。
さらに、「就職活動中、企業アカウントを見て入社意欲はどのように変化しましたか?」と聞くと、「(意欲が)増した」が「88.6%」で、ほとんどだった。「変わらない」は「11.4%」、「減った」は「0.0%」だった。
こうした調査結果に同社では以下のように総括している。
「本調査を通し、就活生は他社との違いや、社員の雰囲気を最も知りたいと感じているということがわかりました。しかしこれらの情報はHPや採用ページで打ち出すには限界があります。アフターコロナで求職者と対面する機会が増えるなど、多くの手段が出てきた中で、どの様な手法で採用を成功させるかということを、各社試行錯誤しています。
『給料』などの分かりやすい差別化では歯が立たなくなった今、他社との差別化やブランディングを戦略的に遂行できるかどうかが、企業の採用力の明暗を分けることになるでしょう」