あなたが思うブラック企業の特徴は?  3位「給料が低すぎる」、2位「残業代が出ない」...1位はやっぱり?

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ブラック企業は「残業代が出ない、割増賃金がない」

   ブラック企業の特徴の第2位は、「残業代が出ない、割増賃金がない」だった。195人が、そう答えた。

   回答者からは、

「繁忙期に仕方なく、みんな残って残業しているにもかかわらず、残業代は誰一人支給されません」(女性、30才~34才。小売業・経理)
「固定給に残業代が含まれていましたが、割増賃金分の1.25倍を残業時間に掛けて計算したら少なかったことがあります」(男性、25才~29才。広告業・企画)
「終業時間になったら総務の人がタイムカードを勝手に切る。そのあとに残業した分は支払われることはない」(男性、25才~29才。製造業・営業事務)

   との声が寄せられた。

   社員が法定の労働時間を超えて働いたにもかかわらず、残業代や割増賃金が適切に支払われないのは「違法行為」にあたる。

   調査を手掛けたシフィットは、

「入社する前に労働契約書を細かく確認し、残業代や割増賃金に関する明確な記載があるのかをチェックすることが、自分の身を守ることに繋がります」

   とアドバイスする。

   第3位は、149人が答えた「給料が低すぎる」だった。寄せられた声には、

「経営状況が悪化すると、ここぞとばかりに給与をカットしてくる」(男性、35才~39才。 生活関連サービス業・マーケティング)
「役職や責任に比べて給料が極端に低い」(男性、45才~49才。福祉・マネージャー)
「慢性的な人材不足で常時一人分以上の業務量をこなしているのに、給料は一向に増えません。常々割りに合わなさを感じていてしんどいです」(女性、25才~29才。娯楽業・経営企画)

   と、自身の努力や働いた時間に対して給料が低すぎると感じている人が多いようだ。

   仕事量に対して給料が低すぎる状況では、働く意欲も低下。生活費や将来への備えに十分な資金を確保することが難しくなるため、不安が膨らむ。

   第4位は、「休日が少ない、有給休暇が取れない、休みにくい」で、106人が答えた。

   カレンダーでは休日であっても出勤を求められたり、有給休暇も取りにくかったりすることは、職場ではよく起こることではある。 会社や部署としては、社員が十分な休息やプライベートの時間を確保するために調整できる体制を敷いておくべきだろう。一方で、社員はあらかじめ、休日出勤の有無や有給消化率を確認しておくことが大事だ。

   回答者からは、

「繁忙期に有給を取ろうとするとあからさまに上司が困った態度を取ってきて...。もちろん暗黙の了解で有給は取れなくなります」(男性、25才~29才。生活関連サービス業・マーケティング)
「うちで働く人は休むことに罪悪感や不安を感じるようになっていきます」(男性、45才~49才。福祉・マネージャー)
「休日出勤を強いられるのは日常茶飯事。休日でも上司から電話がかかってきたりしてゆっくり休むことができない」(女性、25才~29才。娯楽業・経営企画)

   などの声があった。

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