「私も『mineo』から乗り換えてもいいかも」?!
――他社から楽天モバイルへの乗り換え意向者の42%が新プラン発表を受けて乗り換えを検討したとあります。やはり、三木谷会長の発表のインパクトが大きかったのですか。
担当者「料金は従来のままの新プラン発表にも関わらず、4割に影響があったのは、『パートナー回線無制限利用可能』という部分のインパクトが大きかったことが考えられます。
これまで楽天モバイルの通信速度や通信制限、回線へのつながりにくさなどに不安を感じていた方が、今回の発表で不安が払しょくされ、検討しはじめたことが考えられます。
一方、『発表に関係なく契約を考えていたのは25%』という部分ですが、やはり昨今の物価高を受け、より安く大容量を使えるサービスを求めている方が一定数いることがわかります。
特に、Y!mobile、UQmobileユーザーの楽天モバイルへの乗り換え検討割合が高いことがわかっています。いったん大手キャリアからサブブランドに乗り換え、安い価格でも利用できることに安心し、より安い価格帯を求め乗り換え先を探していることが伺えます」
――なるほど。となると、長打クラスと言ってよさそうですね。
担当者「私は現在、20GBは『Rakuten最強プラン』と同じ金額の『mineo』(マイネオ)を使っていているのですが、『Rakuten最強プラン』に乗り換えてもいいかも、と思っています。楽天市場を利用する際、楽天モバイル契約していれば、SPUの倍率がもっとあがるのに、と思うことがよくあるので、パートナー回線利用制限がなくなったこの機会に乗り換えようかな、と考えています」
――じゃあ、ホームランかもしれないですね。
調査は2023年6月8日~6月12日に18歳~69歳の男女2万5000人にインターネットを通じてアンケートを行なった。(福田和郎)