【2024年卒就活生】6月15日時点の内々定率76.4% 入社の決め手に「社風」「社員の雰囲気」

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内々定がまだの人...24.5%は「第一志望群を面接中。内々定が得られた企業から選ぶ」 「就職活動を始めたばかり」「選考先を検討中」...就活序盤の学生も1割強

【図5】就職活動の進行状況(未内々定の学生限定/n=839)(マイナビの作成)
【図5】就職活動の進行状況(未内々定の学生限定/n=839)(マイナビの作成)

   一方、内々定を得ていない学生の活動状況はどうか。調査によると、「第一志望群の面接を複数受けており、内々定が得られた企業から選ぶ予定」が最多で「24.5%」。「就職活動を開始したばかりである」(13.7%)、「選考を受ける企業を選定している」(16.6%)など活動序盤の学生も多いようだ。

【図6】コロナ禍の影響で、面接において聞かれたが答えようがなかったこと(複数回答/面接を受けたことがある学生限定/n=3473)(マイナビの作成)
【図6】コロナ禍の影響で、面接において聞かれたが答えようがなかったこと(複数回答/面接を受けたことがある学生限定/n=3473)(マイナビの作成)

   また、調査では「コロナ禍の影響で、面接において聞かれたが答えようがなかったこと」についても聞いた。それによると、「サークル活動について」(26.4%)が前年から10.3ポイント増で最多だった。なお、「特に答えようがなかったことはない」と答えた人は前年の「52.6%」から、今年は「46.7%」にまで減少した。

   この結果について同社では「2024年卒の学生は大学入学時にコロナ禍を迎え、サークルや部活動に参加する機会が減ったことが背景にあると考えられる」としている。

   調査の総括としてキャリアリサーチラボ研究員の長谷川洋介氏は、以下のようにまとめている。

「6月15日時点で入社予定先を決定した学生は67.8%となりました。決定した理由としては『社員の雰囲気や人柄が合っている』という答えが前年より最も増加し、年々増加傾向にありますが、入社先決定についてはどれか1つの要素に偏ることなく、仕事内容への関心や将来性などの複数の要素からバランスよく検討していくことが重要です」
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