企業のAI活用...およそ5割が活用&導入準備中
一方で、AI活用に関する質問を行った。
勤めている企業で「どの程度AI(ChatGPT等)を業務で活用していますか?」と聞くと、「AIを活用している、または導入を検討している」(AIを導入し本格的に活用している:11.5%、AIを試験的に活用している:23.5%、AIの導入を準備・検討している:16.5%の合計)の回答が「51.5%」となり、今回の調査では、約半数が活用または、導入を検討しているようだ。なお、企業規模別で見ると、大企業では「69.7%」と関心が高かった。
こうした調査結果について、『学びのコーチ』事業責任者の柿内秀賢氏は、以下のように見ている。
「今回はリスキングの成果実感を軸に調査し、成果実感が高いのは『トップダウン型(経営主導)』かつ『成果指標を運用している』グループという結果となりました。
私たちのお客さまからも『経営陣の強い意志を感じる』ことが多く、現場の肌感覚とも一致する結果だと考えています。テクノロジー人材を採用するだけではなく『自社の社員のリスキリングにも力を入れて経営目標を達成する』というお客さまの姿を拝見すると、本質的な『人的資本経営』の形を垣間見るように思います」