なぜ「個人の主体のキャリア」が注目されるようになったのか?
ここ最近、「個人主体のキャリア」が注目されるようになったのは、いくつかの理由があります。
・世界のビジネス環境に変化
予想ができない不確実なことが起こり、世界のビジネス環境が激しく変化しています。企業の変化だけでは間に合わず、個人の変化として「個人主体のキャリア」が求められるようになったのです。
・個人が収入や昇進よりも「働きがい」を重視
ひと昔前は、働く目標を「収入や昇進」でひとまとめにできていた時代もありましたが、今はそうではありません。「働きがい」といっても一言でまとめられず、個人の価値観が多様化しているため、「何に働きがい」を感じるかもそれぞれ異なります。
そのため、より個人で自分のキャリアを定めていく必要が大きくなりました。まさに「自分の好きな働き方を選択するには、自分でスキルをつけましょうね」ってことですね。
・専門性が必要
今、政府が求めているスキルとしてはDX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)といった専門性のあるスキルです。必要とされる分野の専門性を持ったほうが、個人の収入アップにもつながります。DXもGXも欧米の方が先をいっているため、世界の動きを見てニーズを掴むことも大事です。