【2024年卒就活生】6月12日時点で早くも内定率8割! でも、内定辞退者多い、あきらめず「納得感ある、自分らしく」働ける企業求めよう

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周囲の人とも相談し、あきらめずに自分の夢をかなえよう

内定とれてよかった!と喜ぶ女子学生(写真はイメージ)
内定とれてよかった!と喜ぶ女子学生(写真はイメージ)

   一方で、昨年以上に内定辞退企業数が多いことも、今年の特徴だ。早くも2社以上を辞退した人が31.9%もいるのだ。内定辞退率は6月1日時点から3.8ポイント増加し、56.9%(昨年比プラス2.0ポイント)と例年以上に高い。

   内定取得者の活動実施率も25.2%と、4人に1人が「もっと自分に合った企業があるのではないか」と、就活を続けている。まだまだチャンはあるわけだ。

   就職みらい研究所所長の栗田貴祥氏は、こうコメントしている。

「6月12日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は、80.0%(プラス3.5ポイント)と、引き続き高い水準となりました。進路確定率は62.7%(プラス4.3ポイント)と、前年同時期と比べてやや高い数値になりました。
引き続き就職活動を実施している学生の割合を見ると、全体の就職活動実施率は37.8%で、内定取得者では25.2%でした。また、内定取得者のうち2社以上内定を保有している学生の割合は19.4%で、複数の内定を保有した状態で進路を検討している様子がうかがえます。
学生からのコメントの中には『現在、内定を頂いている企業に就職するか悩んでいる』『内定を得ることができたが、承諾するかどうかについては現時点では決めかねている』など、進路の確定に迷う様子も見られます。
進路確定に迷っている学生の皆さんは、これまで考えてきた進路選択の軸を改めて確認しつつ、自分のことをよく知る保護者や友人に相談するなどして、納得できる進路を決められるよう、引き続き検討を進めていきましょう」

   焦らず、粘り強く、自分らしく働ける職場を目指せば、チャンスが待っている。周囲の人とも相談しながら就職活動を進めていこうと励ました。

   調査は、2023年6月12日~19日、2024年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、リクルートが運営する就活支援サイト「リクナビ」のモニターに登録した学生4567人(大学生3574人・大学院生993人)にアンケートした。(福田和郎)

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