dodaの「転職求人倍率」、23年5月は2.20倍...転職倍率の高い業種・職種は?

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転職求人倍率「人材サービス」「コンサルティング」「IT・通信」で高く

(dodaの作成)
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   業種別に詳しく見ていくと、「前月比」で、求人の増加率が最も大きかったのは、「人材サービス」(前月比105.5%)、「金融」(前月比104.7%)だった。

   このあたりの背景について同社は、求人増加率の最も大きかった「人材サービス」では、5類引き下げによって、企業ではオフィスワークとテレワークを組み合わせる「ハイブリッドワーク化」が進み、ネットワーク環境整備のニーズが高まり、技術系アウトソーシング企業でITエンジニア職の求人が増えた、と指摘している。

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   一方で、「前年同月比」で増加率が最も大きかったのは、「レジャー・外食」(前年同月比170.2%)、次いで「コンサルティング」(前年同月比157.3%)となっている。

   では、職種別ではどうだろうか。求人数が「前月比」で増加率が最も大きかったのは、「専門職(コンサル・金融)」(前月比104.0%)、次いで「専門職(建設・不動産)」(前月比102.9%)だった。

   6月以降の見通しについて、doda編集長の加賀美祐介氏は、こう指摘している。

「6月は、新卒の採用・入社が落ち着く時期でもあり、第二新卒枠として採用が増える傾向にあるため、求人数は増加すると思われます。
転職希望者数も、引き続き10月入社を目指して転職活動を始める人が増え、例年どおり増加が見込まれます。転職希望者数の増加率よりも求人数の増加率のほうが大きい可能性があるため、転職求人倍率は上昇すると推測されます」
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