SDGsの認知率、2023年は83% 浸透状況は鈍化 18~29歳と60代の女性で「やや高まり」

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ジェンダー平等「賛成」でも、「女性専用トイレが減るのは困る」

   ジェンダー平等の取り組みで、世界的に後れをとっている日本。調査では、SDGsの「17の目標」の中から、「5.ジェンダー平等を実現しよう」という取り組みについて、ふだん目にしていることや身近で話題になっている出来事を聴取した(自由回答)。

   それによると、「男女間格差/差別(キャリア、賃金)」や「多様性・ダイバーシティ」「LGBT/LGBTQ」「性的マイノリティ」「ジェンダーレス」「ジェンダーレストイレ」などの声があがった。

   ただ、ジェンダー平等には賛成するが、「女性専用トイレが減るのは困る」との意見も複数あがった。【図3参照】

図3 活動目標の「5.ジェンダー平等を実現しよう」で見聞きしていること(クロス・マーケティング調べ)
図3 活動目標の「5.ジェンダー平等を実現しよう」で見聞きしていること(クロス・マーケティング調べ)

   なお、調査は全国47都道府県の18~69歳の男女(人口構成比に応じて割付)を対象に、2023年6月2日~4日に、インターネットで実施した。有効回答者数は、2500人。

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