【2024年卒就活生】内々定を得た大学生76.3% だが、就活まだ続けている人も56.5% 内々定を出した業種1位はどこ?

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   2024年卒就活生の動向は? 就職活動を終えたという人も増えてきたが、まだまだ就活を続けている人も少なくない。

   そんななか、学情(東京都千代田区)が2023年6月12日に発表した「2024年卒 内々定率調査2023年6月」によると、5月末までの段階で内々定(内定)者が76.3%となり、前月比で12.0ポイントの大幅な増加となった。

   文理別で見ると理系が87.7%で、文系が70.4%となり、理系は前年6月の86.9%を上回った。

内々定得た学生7割超...就職活動を終えた学生は2人に1人

   この調査は、2023年5月25日から31日までおこなわれたもので、調査対象は2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生547人。インターネットアンケートを実施した。

(学情の作成)
(学情の作成)
(学情の作成)
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   はじめに、2023年5月末時点での内々定率を見てみると、内々定を得た学生は「76.3%」となり、4月末と比べて12.0ポイント上昇した。前年同時期比(67.8%)では8.5ポイント上回り、内々定出しの早期化が顕著になっている。

(学情の作成)
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   続いて、理系学生と文系学生の内々定率を見てみると、理系が「87.7%」(前年同時期比9.6ポイントプラス)、文系が「70.4%」(同7.8ポイントプラス)と、前年同時期を大きく上回った。理系の内々定率は9割に迫る勢いで、前年の6月末調査時の「86.9%」を上回った。

内々定を出した業種、最多はIT・ソフトウェア・インターネットで22.4%

(学情の作成)
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   つぎに、現在でも就職活動を続けている学生は「56.5%」となり、4月末時点から1か月で15.5ポイント減と大きく下がった。なお、内々定を得て、就職活動を終了した学生は「41.9%」となった。

(学情の作成)
(学情の作成)

   また、内々定先と接点を持ったタイミングを聞いてみると、インターン応募解禁時点の昨年6月が最多で「16.9%」となった。次いで、採用広報解禁月である3月が「14.4%」、2月以前の接触が多いものの、3月以降の就職活動で接触した企業への内々定も増加している。

   さらに、累計で何社から内々定を得たかを調べてみると、1社が「35.4%」、2社が「24.8%」、3社が「17.7%」、4社が「10.2%」、5社が「4.7%」と続いた。1人当たりの内々定獲得平均社数は2.54社と、前月の2.07社から大きく伸長した。

   内々定を出した企業の業種を見てみると、

・IT・ソフトウェア・インターネット 22.4%(前年度19.2%)
・教育・福祉・その他サービス 10.4%(同15.2%)
・電気機器・精密機器 9.4%(同8.5%)
・情報・調査・コンサルティング 9.4%(同7.4%)
・建設・住宅関連9.0%(同7.8%)

   という順番となった。

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