「育休をとるほうが悪いのなら、もう仕事と育児の両立はできない」
産休育休によって、女性がキャリアコースから外れる「マミートラック」とは、こういうことを言うのか、と疑問を投げつける意見が多かった。
「わかる、わかる。悔しいですよね。そういうのが嫌だから、みんな妊娠出産の時期をコントロールしているのですよね」
「産休育休をとるほうが悪いという意見が、私にはよく分かりません。取らないのが正解なの? 誰にでも子どもをもつ権利はあるし、産休育休とる権利だってあるでしょう。この世界は、仕事と子どもの両立って、やっぱりできないのかって、みなさんの回答を見て思いましたよ。
どんな言葉があなたの励ましになるかなと考えました。あなたの近くで一緒に頑張ってきた仲間は分かっていると思います。それに、コンペで賞を取るためにやってきたわけではないですよね。自分の企画が高く評価されたことは間違いない。そこまでの大きな仕事をし、誰に迷惑かけることなく引き継ぎをして産休育休に入ったあなたは、間違いなく立派ですよ。お子さんからしたら、誇れるお母さんじゃないですか。気持ちを切り替えて、お子さんとの幸せな時間を過ごしてください」
「キャリアが途切れるってこういうことなのでしょうね。産休育休に入った人って、会社では辞めた人と同じような扱いなのじゃないですか? 辞めた人の功績なら引き継いだ人が賞を受賞してもお礼なんて言わないでしょう? あれと同じだと思います。
産休育休明けて復帰できるかどうかも怪しいし、帰ってきたとしても今まで通りの働きは期待できない。社員の頭数に入れてもらえていないのが現実だと思います」