外資金融は大きく順位を上げる 東大生・京大生が注目するスタートアップ企業は?
一方で、アメリカでの銀行破綻や大規模な人員削減など、ネガティブなニュースが続いている外資系金融機関だが、今回の調査結果では、ランキングの順位を上げる企業が目立ったという。
「ゴールドマン・サックス」が8位順位を上げ24位に。「モルガン・スタンレー」は12位上げて30位になり、「J.P.モルガン」は2位順位を下げて55位にランク入りを果たした。
同社は以下のように解説している。
「外資系金融機関は、金融の専門性が身に付く点や、高い年収などで以前から人気のある業界です。
将来の転職を前提に就活をしている25卒の中には『入社先が破綻しても、それまでにスキルを身に付けられれば転職できる』と考えている層もいるのかもしれません」
東大生と京大生が注目しているベンチャー・スタートアップ企業はどこか。傾向としては、過去の人気企業が上位を占める一方で、順位を下げた企業もあったという。
上位に入ったスタートアップ企業では、BtoB事業を展開している会社が目立った。なかでも、大きく順位を伸ばしたのは276位の「セーフィー」で653ランクのアップとなった。
同社はこう説明する。
「セーフィーは、セキュリティ技術の革新性と信頼性が認められ、企業への導入実績を順調に伸ばしています。
『ONE CAREER』に投稿されたクチコミでは『映像におけるプラットフォームを作りたいという大きな夢に非常に惹かれた』といった声があることからも、事業としての成長性を見て、これらの企業が選ばれていると言えるでしょう」