研究費500万円未満の企業が全体の55%と半数以上
これだけ利益が苦しい状況になると、研究開発費へも影響が及ぶ。
回答のあった339社のうち、直近事業年度の研究開発費では、「0円」の企業が87社と最も多く、次に「1000万円以上 5000万円未満」の80社となっている。
500万円未満の企業が全体の55%と半数以上を占めており、ベンチャー企業設立後の研究開発が厳しい状況に追い込まれていることがわかる。(グラフ5)
大学発のベンチャー企業は毎年度増加を続けているものの、ベンチャー設立後の売り上げは厳しいとなり、なかなか利益が生み出せないことで、研究開発にも影響が出ているという状況に陥っている。
可能性を持ったベンチャー企業が継続して研究開発を行え、世の中の役立っていけるように支援を行う必要がありそうだ。