今回のステーブルコイン法規制とは?
今回の法規制は、これまで法的な裏付けのなかった「ステーブルコイン」について、電子決済手段という枠組みを適用したものです。
...といっても、これだけでは、なんだかよくわからないですよね。
具体的に説明すると、6月1日まで発行されていた国内のステーブルコインは「前払式支払手段」などに該当し、国内法上ではあくまでステーブルコインであり、仮想通貨とは異なる、というなんだか曖昧な分類がなされていました。
ところが今回の規制では、その点についてしっかりとした法的枠組みが設けられ、発行会社が担保となるお金を自社の財産と区別して保管することなど、利用者を保護するための仕組みが導入されました。
ひとことでまとめると、
「法的な整理がなされ利用者も事業者も安心して活用できるようになった」
というところでしょう。