父の日直前!世のお父さんの「肩こり」事情、2年前調査からどう変化? 肩こりに悩む職業は?都道府県ランキングは?

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長時間同じ姿勢で座る、デジタルデバイスと向き合う時間が長いと、肩こりに...

   一方で、肩こりにも影響しやすい、座っている時間についても調査した。

   それによると、「5時間以上」のところで、特徴がある。全体では33.7%(「5時間以上7時間未満」20.2%、「7時間以上」13.5%)だったのに対して、「父親」の区分では38.8%(「5時間以上7時間未満」15.8%、「7時間以上」23.0%)だった【図5】。世のお父さんは、5時間以上の座位時間が多い傾向が読み取れた。同社は、こう分析するとともに、アドバイスを送る。

【図5】座位時間(ベネクス/日本リカバリー協会の作成)
【図5】座位時間(ベネクス/日本リカバリー協会の作成)
「在宅ワーク、オンライン会議の普及など、働く環境が多様化していることに加え、多くの職種で長時間同じ姿勢で座っていることや、デジタルデバイスと向き合う時間が長いことが体の血流の滞りを引き起こし、首筋や肩こりの悩みが発生していることが推測できます。このことから、こまめな休憩やストレッチで筋肉を動かすことが重要であると明確になりました」

   また、都道府県別のランキング結果も出ていて、興味深い。それによると、首筋や肩のこりに悩むお父さんが多いのは、1位:香川県、2位:高知県、3位:長崎県、4位:鹿児島県、5位:島根県という結果に【図6】。

   ちなみに、2021年の調査での順位は、1位:高知県、2位:鹿児島県、3位:香川県、4位:和歌山県、5位:宮崎県。2年前の結果と比較すると、香川県、高知県、鹿児島県では引き続き肩こりに悩むお父さんが多いようだ。

【図6】肩こりお父さんが多い都道府県ランキング(ベネクス/日本リカバリー協会の作成)
【図6】肩こりお父さんが多い都道府県ランキング(ベネクス/日本リカバリー協会の作成)

   最後に、「肩こりがあるお父さん」と「肩こりがないお父さん」を比較して、「疲労解消行動」に違いがあるかも調べている【図7】。

【図7】肩こりがないお父さんの疲労解消行動(ベネクス/日本リカバリー協会の作成)
【図7】肩こりがないお父さんの疲労解消行動(ベネクス/日本リカバリー協会の作成)

   その結果を見ると、実践率が高いものとして、上位には「ジムに行く」、「スポーツ・運動で汗をかく」、「筋トレ」など、身体を動かすことが目立った。ほかに、「脳トレ」、「お洒落をする」、「コーヒーを飲む」などがユニークなところ。

   これらを参考に、まだ父の日のプレゼントを買っていないという人は、リフレッシュできるものを贈ってはいかがでしょうか。

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