フルフェイス型花粉症用マスク、宇宙服を着用したい...
ようやく政府が対策に乗り出したことについては、「遅すぎる」という批判が多かった。
「花粉症だけで(企業の)3割も悪影響が出ているのは異常事態だと思い。だから政府も10年後にスギを2割伐採、30年後に花粉発生量半減を目指しているのだろう。ただ、10年、30年は時間がかかり過ぎなので、なんとかして実行速度を上げて欲しい」
「長期的にやらなきゃいけないことなのに、今まで放置してきた代償は大きい。ただ、同じく放置され続けてきた少子化対策と違うのは、手遅れではないということ。我々の世代は手遅れだが、今からでも恒久対策をすれば、未来の世代のためにはなる」
「国民の約半数が、この時期一斉に同じ病気にかかると考えると、けっこう怖い。ウイルス感染症だと一週間程度で治るけど、花粉症は数か月だよ。アレルギー症対策も本気で取り組んでもらわないと、じわじわ患者数が増えていくばかりです」
最後に、こんな「アイデア」を紹介したい。
「日本は世界に名だたるマスク国家なのだから、フルフェイス型の花粉症用マスクを開発すべき。今や誰もマスク人間を気にしないのだから、これはビジネスチャンスだと思う」
「できることなら、期間中、防護服もしくは宇宙服の着用を認めて欲しい。衣替えで、かりゆしウェア(沖縄版アロハシャツ)を着てアピールするみたいに、花粉シーズン初旬に、着てアピールしてくれると助かる。......という妄想をするくらい、辛い」
(福田和郎)