2025年卒就活生、そろそろインターンシップ始まる 人気業界は文系「サービス業」、理系は「メーカー」!

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25年度新卒学生の職業観 志望業界のきっかけ「入学前から決めていた」「商品を利用して好きになった」「業界研究の結果」

(ディスコの作成)
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   また、学生たちの就職観・職業観はどうだろう。現時点で興味のある仕事・業界を聞いてみると、全体の数字で「20.7%」が「具体的にある」と答えた。理系・院生は特に高く、学部生では2割程度だった「具体的にある」だったが、院生は「26.6%」という高水準となった。

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   さらに、現時点で興味のある、たまは働いてみたい業界を選んでもらった。その結果、全体では「サービス」が「48.1%」、「メーカー」が「47.1%」、ITが「26.8%」と1位と2位が僅差となった。属性別で見ると、文系の1位は「サービス」で「59.3%」と6割近い学生が志望している。理系・学部は「メーカー」(53.6%)、理系・院生は「75.9%」が「メーカー」を志望している。

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   興味を感じる仕事や働いてみたい業界について、興味を持ったきっかけも聞いている。それによると、「大学入学前から志望していた」が「41.0%」で最多だった。2番目には「業界研究をして興味を持った」が「29.8%」、僅差で「商品やサービスのユーザーとして興味を持った」が「29.6%」と続いた。

   同社では、

「理系学部生で『大学入学前から志望していた』が半数を超え(51.4%)、就職を見据えた進路選びをしている学生が多いことがうかがえる。理系院生では『ゼミや研究室で専門的に学んだことで』が6割強に上り(65.7%)、研究分野の専門性を生かした就職を考える学生が多いことがわかる。文系は『ユーザーとして興味を持った』が理系に比べ高い」

   という。

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   最後に、自分たちの就職活動の厳しさが前年度の先輩たちと比べてどうなるかを聞いた。すると、「非常に厳しくなる」が「16.3%」、「やや厳しくなる」が「42.8%」で、合わせて「59.1%」がネガティブな回答だった。一方で「楽になる」と答えた学生は計6.5%(やや楽になる6.2%/非常に楽になる0.3%)にとどまった。就職環境は改善傾向にあるものの、楽観視している人は少ないようだ。

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