運転予定があっても、時間を気にせずに飲んでいる人は11.4%いる
さらに、「クルマを運転する何時間前にお酒を飲み終えることが多いか」(n=1000人)を聞いたところ、25.6%の人が「12時間以上前」と答え、最も多かった。次いで、「8時間くらい前」の19.6%、「10時間くらい前」の19.2%が続いた。
その半面、「意識していない」と答えた人は11.4%となり、運転の予定があっても時間を気にせずにお酒を飲んでいる人が少なからずいることがわかった。【図4参照】
日頃の飲酒量別にみると、飲酒量が3合以上の人では、「6時間未満」が0.8%、「6時間くらい前」が9.8%、「7時間くらい前」が5.3%、「8時間くらい前」が22.6%となっており、合計した「8時間くらい前までにお酒を飲み終える(お酒を飲んでから約8時間以内に運転する)」人は38.5%だった。
タニタは、
「クルマを運転する予定がある場合は、お酒を飲み終えるべき時間をあらかじめしっかり意識したり、飲酒量を抑制したりする必要があるのではないでしょうか」
としている。
調査では、「アルコールがからだから抜けきっていないと思いながら通勤や仕事でクルマを運転することがあるか」との問い(n=1000人)に、「運転することがある」と答えた人は20.6%で、5人に1人は飲酒運転の恐れがある状態で運転した経験が「ある」という結果になった。
「お酒に強い人」(n=415人)に聞いたところ、「よくある」(1.7%)、「ときどきある」(10.4%)、「1~2回ある」(14.7%)を合わせた26.8%の人が「運転することがある」と回答。「お酒に強くない人」(n=585人)でも16.2%(「よくある」1.2%と「ときどきある」4.1%、「1~2回ある」10.9%の合計)にのぼった。【図5参照】