若い女性にとって、在宅勤務が働くうえで高い優先度を持つ
企業にとっては、由々しい事態と言えるだろう。調査を行なったアスマークの担当者はこうコメントしている。
「1年前と比べ、在宅勤務の頻度は減少傾向にあり、オフィス回帰の傾向にあることが確認できました。一方、週に2~3日程度在宅勤務をしている人が最も多いこと、在宅勤務の頻度に満足している人が7割半という結果から、コロナ過で働き方改革が進んだ面も確認できました。
注目すべきは、若年層女性ほど高頻度の在宅勤務を理想としている点や、在宅勤務ができなければ転職を検討したいと思う人も多かった点です。若年層の女性にとって、在宅勤務が働くうえで高いプライオリティー(優先度)を持つことが浮き彫りとなりました」
調査は2023年4月4日~12日、全国の20~59歳男女1200人(性別年代別に各150人ずつ)を対象にインターネットでアンケートを行なった。(福田和郎)