「楽に稼げる」Z世代の若者が被害にあう「遠隔操作アプリ」詐欺とは? 心まで遠隔操作して借金まみれに! 甘い話に騙されない5つの方法

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「スタンプ送信だけで日給5万円」のはずが、借金の山に

「儲け話」にはご注意を(写真はイメージ)
「儲け話」にはご注意を(写真はイメージ)

【事例2】「空いている時間に見ているだけ」のはずが、副業の内容が理解できずに50万円の借金

   スマホで副業を検索し、ランキングで上位にあった事業者のサイトを開いた。その事業者のSNSを登録し、1000円のガイドブックを購入して読んだが、詳細が不明だった。

   無料の電話サポートの予約画面が表示されたため、希望日時を入力すると電話があり、「初心者でもできる。空いている時間に見ているだけ」と言われ、遠隔操作アプリで画面共有をしながら説明を受け、FX(外国為替証拠金取引)で稼ぐのだと知った。

   AIの自動売買ツールの価格は約70万円だが、割引をするので約40万円だと勧められて、画面に表示された契約書に氏名、住所を入力した。「融資を受けて代金を支払っている人もいる」と言われ、画面を共有したまま貸金業者のアプリで50万円の借金を申し込んだ。

   副業の内容が理解できず、電話で解約を申し出たが、「商品は発注した。代金を支払ってもらう」と言われた。解約したい。(2022年10月・20歳代女性)

【事例3】「送信するだけで日給5万円」のはずが、貸金業者3社から30万円ずつ借金する羽目に

   スマホでできるバイトをインターネットで検索すると、「スマホからスタンプを送信するだけで日給5万円」と記載されていた。その事業者のサイトから登録し、電子書籍代2000円をカード決済した。事業者から説明を聞くために予約したところ、後日、担当者から電話があり、予想収益を100万円とする約70万円のサポートプランを勧められた。

   「先行投資」と言われ、貸金業者3社から30万円ずつ借金する方法を提示された。遠隔操作アプリによって自身のスマホ画面が共有された状態で、インターネット上で各社に借金を申し込んだ。しかし、後で家族に反対されたため、借金の申し込みを撤回した。最初の電子書籍代はあきらめるが、画像送信した免許証やカードの悪用が心配だ。どうしたらよいか。(2022年11月・20歳代男性)

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