【2024年卒就活生】6月1日で早くも内定率8割! 過去最速ペースだが内定辞退者も多い! あきらめず「自分らしく」働ける企業求めよう

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内定取得者の3割以上、まだ就活を続けている

   さらに、最速のペースを反映して、進路確定率も6割近い58.6%(同プラス3.5ポイント)と高い水準に達している【図表4】。

(図表4)進路確定率(リクルート就職みらい研究所の作成)
(図表4)進路確定率(リクルート就職みらい研究所の作成)

   その一方で、昨年以上に内定辞退企業数が多いことも、今年の特徴だ。早くも2社以上を辞退した人が27.7%もいるのだ。内定辞退率は5月1日時点から7.5ポイント増加し、53.1%(昨年比プラス2.0ポイント)と例年以上に高い。

   内定取得者の活動実施率も34.2%と、昨年(31.2%)より3.0ポイント高い。もっと自分に合った企業があるのではないか、と就活を続けている人が多いのだ。

   こうした結果から、特定の業種、特定の学生に内定が集中することなく、幅広く分け合う傾向が見られることが、昨年に続き今年の特徴のようだ。

   就職活動の具体的な活動内容を聞くと(複数回答可)、「エントリーシートなどの書類を提出した」(82.9%)、「適性検査や筆記試験を受けた」(81.9%)、「就職に関する情報を収集した」(81.4%)、「面接など対面で選考を受けた」(75.9%)、「Web上の面接を受けた」(75.4%)などが上位に並んだ【図表5】。

(図表5)4月末までの各活動実施状況(リクルート就職みらい研究所の作成)
(図表5)4月末までの各活動実施状況(リクルート就職みらい研究所の作成)

   もう、筆記試験や面接試験など、具体的な選考段階まで進んだ学生が非常に多いことがうかがえる。

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