週休3日制と生産性・意欲の関係は? 生産性高まる78.6%、意欲高まる88.5%
仕事の生産性との関連を聞いてみると、「とても影響する」が「14.9%」、「影響する」が「30.9%」、「どちらかといえば影響する」が「34.3%」をあわせて「80.1%」が影響があると回答した。
また、意欲への影響については「とても高まる」(12.7%)、「高まる」(31.6%)、「どちらかといえば高まる」(34.3%)をあわせて「78.6%」が「意欲が上がる」と回答をしました。
週休3日制に対する自由回答を見てみると、
・条件付きの週休3日制に魅力を感じないし生産性は上がらないと思う
・プライベート時間が増えても、年収が下がるようでは暮らしがなりたたない
・制度自体は良いと思うけど世界に対する競争力低下に繋がらないかが不安
・少子高齢で労働人口が減っていく中で、生産性向上の構築は重要だと思う
・人手不足の業界では週休3日は難しそうな印象はあるので、業界や職種による
などの意見が上がっている。
最後に、同社の「Job総研室長」である堀雅一氏は、以下のように結果をまとめている。
「週休3日制が仕事の生産性に与える影響として、78.6%が『生産性が上がる』と回答し、88.5%が『仕事の意欲も上がる』と回答していることから、週休3日制は働く社会人にとってポジティブな影響を与えることが推測できます。
今回の調査では実際に生産性が上がるか否かではなく、仕事への向き合い方やモチベーションに対して良い影響が出ることがわかる結果になりました。
しかし一方で収入面や1日の労働時間など条件付きとなる場合は、喜んで賛成と言うわけにはいかない傾向が見られ、今後日本企業で週休3日制が普及していくか否かはこの「条件付き」が鍵となり、収入と労働時間と休みのバランスが重要になることが推測できる」