徐々に活用が広まる!新たな不動産投資スタイル「不動産クラウドファンディング」...専門家がメリット&デメリット解説!(中山登志朗)

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有望そうな不動産クラウドファンディングを「応援」

   もっとも、このようなリスクは不動産投資だけでなく、さまざまな投資商品にあるものなので、一様にデメリット&リスクとして避けるのではなく、リスクヘッジしながら少額投資で自己資金を少しずつ増やす手法と認識すればよいでしょう。

   住宅やホテル、オフィスビルの開発に参画することによって、社会インフラ、社会資本の整備にも貢献するという体験・自覚が持てますから、一般的なクラウドファンディングと全く同じ感覚で、有望そうな不動産クラウドファンディングを「応援する」ことを検討してみてもいいでしょう。

   ただし、くれぐれも「投資は自己責任」が大原則であることもお忘れなきよう。(中山登志朗)

中山 登志朗(なかやま・としあき)
中山 登志朗(なかやま・としあき)
LIFULL HOME’S総研 副所長・チーフアナリスト
出版社を経て、不動産調査会社で不動産マーケットの調査・分析を担当。不動産市況分析の専門家として、テレビや新聞・雑誌、ウェブサイトなどで、コメントの提供や出演、寄稿するほか、不動産市況セミナーなどで数多く講演している。
2014年9月から現職。国土交通省、経済産業省、東京都ほかの審議会委員などを歴任する。
主な著書に「住宅購入のための資産価値ハンドブック」(ダイヤモンド社)、「沿線格差~首都圏鉄道路線の知られざる通信簿」(SB新書)などがある。
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