商品の廃棄理由は「3分の1ルール」の抵触など
「Kuradashi」の会員は、ウェブサイトやアプリを通じて商品を購入することができます。サイトでは「半額以下のおトクな商品あつめました」「賞味期限間近の商品あつめました」などのキャンペーンを展開しています。
取引形態は「在庫型」と「マーケットプレイス型」があり、在庫型は通常の自社仕入れ・発送ですが、マーケットプレイス型は会員から受注した分だけパートナー企業へ発注・仕入れし、パートナー企業から会員へ直接発送します。
なお、商品の廃棄理由は、季節商品、終売商品、賞味期限切迫商品、滞留商品などのほか、「3分の1ルール」に抵触した商品も含まれます。
「3分の1ルール」とは、製造日から賞味期限までを3等分し、納品・販売期限を設ける商習慣のこと。たとえば賞味期限が3か月の食品の場合、メーカーや卸は製造後1か月以内に、その食品を小売店まで納品しなければならず、これを超える食品は賞味期限が残っていても廃棄対象になる可能性があります。
クラダシは自社の販売活動を、通常のルート販売である「1次流通」、中古販売の「2次流通」に対比して「1.5次流通」と名付けています。
社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」では、人手不足に悩む地域・農家と、地方創生やフードロス問題に興味がある学生をマッチングし、未収穫の一次産品の収穫などの農業体験によりフードロスの削減を目指す活動です。これまで、北海道から沖縄まで累計14か所で開催されています。