仕事と休憩をセットで繰り返す
集中力を高めるための「ポモドーロ・テクニック」を紹介している。
イタリア出身のコンサルタント、フランチェスコ・シリロ氏が「どんな仕事も『25分+5分』で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門」(CCCメディハウス)で説いた時間管理術だ。
タイマーを25分に設定し、作業に集中。タイマーが鳴ったら5分休憩する。これを4回繰り返し、4回目が終わったら15~30分の長めの休憩を取る。これを繰り返すことで、生産性を高めることができるというものだ。
印南さんの場合、5分はちょっと短すぎて、40分の作業と10分の休憩がちょうどいいような気がするという。
ルーティンを維持するうえで、阻害要因は排除しなければならない。NGすぎる行動が「超ルーティン」を崩す原因となる。その代表例が「なんとなくテレビ」と「ダラダラYouTube」だと指摘している。時間を限りなく浪費させるからだ。
オンラインは「自由」と「節制」のバランスが肝心だという指摘も、テレワーカーには参考になる。習慣化したいのが、30分ごとに立ち上がって体を動かすこと。「体を動かすこともまた仕事」だと考えればいい。気分転換としての「仕事中のちょこっと読書」もいいそうだ。早く続きが読みたいと、仕事に戻れば集中できる。