飲食業の「人手不足」問題 人材獲得に苦戦する飲食店は43.4% 「多忙で大変」「賃金が低い」「待遇が悪い」イメージがどうしても...

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人手不足が解消できていない理由...「雇用が不安定」「業界内で取り合いに」「早期退職者多い」

(DFA Roboticsの作成)
(DFA Roboticsの作成)

   さらに、「求人広告が人手不足の解消につなげられていない」とした人に理由を聞いてみると、「多忙で大変そうなイメージがあるから」が「66.7%」、「賃金が低いイメージがあるから」が「52.4%」が、「報酬や待遇が悪いイメージがあるから」が「38.1%」という回答が得られた。

   人手不足解消につながらない理由を自由回答で見てみると

「雇用が不安定だから」(51歳)
「早期の退職者が多い」(45歳)
「業界内で人の取り合いになっている」(48歳)
「飲食業界全般がコロナ騒動以降、不人気だから」(56歳)

   などが上がった。

(DFA Roboticsの作成)
(DFA Roboticsの作成)

   つぎに、「今後1年間、昨年と比較し採用する人数は増減する予定か?」と聞いてみると、最多は「昨年と同程度の予定」が「41.9%」、次いで「プラス5名程度」が「18.1%」、「プラス10名程度」が「13.3%」など、企業全体のうち「47.6%」の企業が増員を検討していることがわかった。

(DFA Roboticsの作成)
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   これに関連して、「昨年と比較した採用予算の増減」を見てみると、最多は「100%(昨年と同程度)」が「43.8%」だった。次いで、「120%」が「19.0%」、「160%」は「4.8%」という結果になり、昨年度から増額する企業は「37.2%」となった。

   同社は総括として、以下のようにコメントしている。

「今回の調査により、コロナ禍以降に求人広告を出稿した経験のある飲食店の4割以上が、『多忙で大変そうなイメージがあるから』といったイメージが原因で求人広告が人手不足解消としてうまく機能していないと感じていることが明らかとなりました。 求人に関する展望として、今後1年の採用人数、採用予算共に昨年と同程度かそれよりも多い値での採用を考えていることも分かりました。
また、人手不足の解消方法の選択肢として、接客や配膳、清掃業務などで貢献するサービスロボットについて、導入に興味があると回答した飲食店の経営者は半数以上となりました」
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