物流当事者の転職や働き方を見直した人49.0% 具体的には「肉体への負担」「手取り減に伴う家計の見直し」「理想の働き方」
引き続き、2024年問題は働き方やライフプランを見直すきっかけになったかを聞くと、「非常にそう思う」が「11%」、「ややそう思う」が「38%」となり、「49%」のドライバーが仕事と人生を見つめなおしたという。
また、具体的にどんなことを考えたか質問すると、「労働に伴う体への負担を考えた」(53.8%)、「収入減少に伴う家計の見直し」(51.9%)、「自身の理想の働き方を考えた」(42.3)と答えた。
同社では以下のように調査をまとめている。
「『働き方改革関連法の施行』と『2024年問題』に関して、トラックドライバーは、長時間労働の是正や労働条件の改善、業務効率の見直しといったポジティブな影響を期待する一方で、労働時間の短縮に伴う収入の減少や人手不足、荷主企業との値上げ交渉などのネガティブな影響も懸念していることが分かりました。
また、今回の調査では、トラックドライバーにとって、『働き方改革関連法の施行』や『2024年問題』は、メリットとデメリット、両方の影響を受けるものとして認識されており、働き方やライフプランの見直しを促す重要なきっかけとなっている」