いまの新入社員が求めている上司像は「一緒に考えてくれる伴走型の上司」
最後に新入社員に聞いた、どういう人が理想の上司なのかのアンケート結果をみると、「細かくサポートしてくれる」(51.9%)、「常に部下を気にとめてくれる」(45.6%)、「論理的に説明していれる」(36.1%)などが上位に上がっている。
こうした調査結果に対して産業能率大学総合研究所は、会社ウォッチ編集部の取材に対して、以下の様にコメントしている。
「理想の上司のイメージも大きな変遷をたどっており、平成10年1位の長塚京三さん(俳優)、平成11年1位の故・野村克也さん(野球監督)、平成13年1位の北野武さん(お笑い芸人・映画監督)のような『頼りがいがあって引っ張ってくれる上司』ではなく、栗山英樹監督のような『一緒に考えてくれる伴走型の上司』が理想的な上司のイメージとしてあるようだ。
これはアンケート結果にも出ており、『細かくサポートしてくれる』(51.9%)、『常に部下を気にとめてくれる』(45.6%)、『論理的に説明してくれる』(36.1%)などが上位を占めているように、新入社員を大切に扱って、しっかり一緒に働いてくれる上司が必要とされている。」