日本人の「ChatGPT愛」は世界トップクラス? 調査で判明...米国・インドを上回る利用熱 課題は「AIと話すほうが、人間と話すより楽しい」人たち?

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「人に質問しづらいことでも、AIには質問しやすい」

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ChatGPTに一番好意的なのは日本人?(写真はイメージ)

   今回の調査結果について、野村総合研究所ではこうコメントしている。

「ChatGPTを今後も利用したいという回答者のコメントを見ると、『人に質問しづらいことがあってもAIには質問しやすい』といった具体的な体験やメリットを指摘するコメントも見られた。
ただし、『AIと話すのは、人間と話しているより楽しい』といったものもあり、生成AIの更なる進化によって、人間同士のコミュニケーションの希薄化や、『AIとしか話さない人間』が増えていくような未来像も垣間見ることができた。しかし、日本語をそれなりの質の高さで話すChatGPTの登場によって、日本人とAIの距離が一気に近くなったことは間違いない。
フランスのグローバル規模の市場調査会社『IPSOS社』(イプソス)が2022年1月に発表したAI関連調査によると、『私は、AIが何かについてよく理解している』という質問に、『はい』と回答した人の比率が、日本は調査対象28か国中最も低かった(41%)。
しかし、ChatGPTの登場によって、日本人がAIを実際に使う機会が格段に増えたため、『習うより、慣れろ』の精神で、日本人のAI理解度も大きく高まっているのではないか」

   調査は、2023年4月15日~16日、関東1都6県に住む15歳~69歳の男女3204人にインターネットを通じてアンケートを行なった。(福田和郎)

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