「大好きな揚げ物だがひと口で十分」...ミドル世代の胃腸の衰えエピソードとは?
さらに、「食事の際の食品・メニューに気を使っていますか」という質問には、「かなり気を使っている」(9.6%)、「多少は気を使っている」(52.4%)で合わせて「62.0%」の人が胃をいたわるメニューを選んでいるようだ。
最後に、「メニューに気を使っている人(n=341人)」を対象に「昔と比べて食べたい時に食べられなくなってしまった食べ物は何ですか?」と聞いたところ、1位は「天ぷら」(32.0%)、2位は「とんかつ」(31.4%)、3位が「焼肉」(30.8%)と僅差で並んだ。
昔は好きだったメニューのエピソードを聞いてみると、
・豚カツを一口食べた時、「もう結構...」という気持ちになった。お肉もだが衣がきつい(40代/東京都)
・20代の頃は、とんこつラーメンが好きだったが、今は大嫌いになった。また、揚げ物が好きだったが、今は見るのも嫌になる。揚げ物は食欲がまったく湧いてこない(50代/岩手県)
・穴子の天ぷらが大好きでしたが、大きな穴子の天丼を食べた時、吐き気をもよおしてから食べられなくなった(50代/茨城県)
など、40代50代の悲哀をのぞかせていた。
同社では調査の総括を以下のようにまとめている。
「コロナ禍の自粛期間中に比べ、飲み会の頻度は増えつつある様子が窺えますが、特に40~50代と年齢を重ねたことで胃腸の衰えを感じている方も多く、胃腸のケアも不十分だと自覚をしているようです。
また、胃もたれしやすくなったり、胃のむかつきを感じるようになったりした時に衰えを感じている、昔と比べて天ぷらやとんかつが食べられなくなってしまったという回答も得られました。
これからの季節は暑くなってきますので、より胃腸への負担を感じることも多くなってくるかと思いますが、胃腸の調子が気になる方はしっかりと調子を整えるためのケアを行いましょう」