一層進む高齢化で「終活市場は当面拡大傾向」
鎌倉新書の株価は、マザーズに上場した2015年12月には100円台で、翌2016年2月には80円まで落ち込みました。しかしその後は徐々に上昇し、2019年12月には2000円を突破しています。
その後、2022年3月に300円台まで急落しましたが、2023年に入って1200円目前まで回復。現在は800円前後まで下がっています。
鎌倉新書の有価証券報告書によると、我が国においては死亡者数が2040年ごろまで増加傾向にあると予測されており、2065年には全人口に占める65歳以上の高齢者の割合は38.4%(2021年10月現在で28.9%)に達すると見られるそうです。
日本社会にとっては恐ろしい推計ですが、事業を行う鎌倉新書は「終活市場は当面拡大傾向にあり、事業機会はますます増加していく」と明るい未来を描いています。(こたつ経営研究所)