ソニーG、金融事業のソニーFG分離へ 4000億円で子会社化したばかりだったのに...これから何が変わる?狙いは?

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ソニーG、24年3月期は純利益8400億円(10.4%減)見込む 新体制下で、新たな成長軌道どう描く?

   ソニーGの2023年3月期決算(国際会計基準、4月28日発表)は、売上高が前年比16.3%増の11兆5398億円、本業のもうけを示す営業利益が同0.5%増の1兆2082億円、純利益が同6.2%増の9371億円となり、売上高と営業利益は過去最高を記録した。

   24年3月期は、売上高11兆5000億円(前期比0.3%減)、営業利益1兆1700億円(同3.2%減)、純利益8400億円(同10.4%減)を見込む。

   減価償却費や研究開発費の増加、為替の悪影響などが減益要因になると見込むが、ここから、新たな成長軌道をいかに描いていくか。

   事業の見直し、再編には長年苦労し、今や勝ち組と評されるソニーG。23年4月にスタートした、吉田憲一郎会長兼最高経営責任者(CEO)と十時社長による新体制の今後のかじ取りから、目が離せない。(ジャーナリスト 済田経夫)

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