「BRC-20」はサトシ1枚1枚に、背番号をつける技術
ビットコインはよく「コイン」という名前に惑わされ、1枚1枚取引されているのではなかろうか、と考える人がいます。
しかし実は、BTCという取引単位の下には、サトシ(sat)と呼ばれる単位が存在します。
例えるなら、1「万円」という取引単位の元に、1「円」という単位が存在するようなものですね。
もっとも、1回1回取引するたびに400万円もの資金が必要だとしたら、使い物にならないので、当然のことといえば当然かもしれません。
1BTCは、1億サトシと設定されています。現在のレートから考えると、1サトシ=0.04円ということとなります(2023年5月現在)。
今回紹介している「BRC-20」というビットコイン上で仮想通貨を発行する規格を例えていうなら、1円玉に「コインの名前などの情報が記入されている状態」といったところでしょう。
ただし、1円玉に勝手に枚数を記載したりすることはできません。
また、記入された1円玉が何枚存在するのかは、ビットコインのブロックチェーンによって証明・確認することができます。そして、この記入された情報を元に、各々の保有数や発行数などを管理して、送金などのやりとりをします。
イメージ図を描くならば、このようなものでしょうか(下の図参照)。さまざまなデータの記入されたサトシを転送することで、やりとり(送金)します。
以上が、pepeコインに搭載されている「BRC-20」という技術規格の解説です。
さて、技術の先進性から注目され1日で7000倍もの上昇をしてきたpepeコインですが、pepeコインの次に上昇する仮想通貨はないのでしょうか。
次なるpepeの候補については<1日で7000倍の価格上昇!?衝撃の仮想通貨「ペペコイン」ってなんだ!【仮想通貨通信vol.12 後編】>で解説していきたいと思います。(ブロックスタ)