日本の自宅からフルリモート海外勤務への興味は? ポイントは「給与水準」「フレックスワーク」
引き続き、グローバル志向の人材の中で、転職後も英語を使って仕事をしたいと思う人に、海外に拠点がある会社で日本からリモートで働くことに興味があるかを聞いた。
「78.5%」が「興味がある」と答え、「14.2%」が「興味がない」と回答した。
管理職以上では、「83.8%」が「興味がある」、「10.6%」が「興味がない」という結果となった。管理職未満では、「72.0%」が「興味がある」、「18.6%」が「興味がない」と答えた。
最後に、海外に拠点がある会社で日本からリモートで働くことに興味がある人に対して、実際に働く場合に重視する点を質問した。
すると、「給与水準の高さ」(22.5%)、「フレックスワークが認められている」(14.7%)、「昇降格・評価制度の明確さ」(11.8%)が上位に挙がった。
同社では
「最も高かった「給与水準の高さ」は、インフレの影響が背景にあると考えられる。海外に拠点がある会社への転職において、給与水準を重視する傾向は続く見込みだ」
と分析している。
管理職以上では、「給与水準の高さ(19.3%)」最多となった。管理職未満でも最多は「給与水準の高さ」(27.1%)となり、「プライベート時間の充実度」(15.3%)や「フレックスワークが認められている」(10.6%)なども上位に食い込んだ。
同社は総括として
「(グローバル志向の人材は)転職動機は『会社の将来性への不安』と『キャリア開発』採用プロセスにおいては『誰と、何のために働くか』を重視している」
とコメントしている。