遊休不動産を高収益物件へ ストック型売上が3分の2占める
リアルゲイトは「フレキシブルワークプレイス事業」の単一セグメントです。
フレキシブルワークプレイスとは、スモールオフィスやシェアオフィスのこと。リアルゲイトが得意としている再生ソリューションは、築古ビルなどの遊休不動産を対象として耐震増強や増築、用途変更などを通じて抜本的な資産価値の向上を図ります。
展開するサービスは「ML・保有(賃貸)」「PM」「設計・施工」「保有(販売)」「その他」の5つ。
MLはマスターリースの略で、不動産会社が第三者へ転貸することを目的にオーナーから物件を借りる一括借上げを指します。PMはプロパティマネジメントの略で、不動産オーナー等に代わって個別不動産の資産を向上させるために管理・運営することを指します。「保有」とは自社保有物件を指します。
2023年9月期第2四半期の売上高は、「ML・保有(賃貸)」が22億3400万円で54.4%を占めています。次いで「設計・施工」が7億1500万円、「保有(販売)」が7億0100万円、「PM」が2億3400万円、「その他」が800万円となっています。
ストック型/フロー型別の売上は、2022年9月期でストック型が44億2800万円、フロー型が14億1400万円であり、ストック型が3分の2を占めています。