働く人のAIチャット使用意識調査 8割が「仕事奪われる」と不安も、9割が「期待する」と好感...AI自身が予測する「衝撃の未来」とは?

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AIに「ポジティブ派」9割だが、「仕事奪われる派」も8割

   こうした違いを別にして、回答者全員に「今後仕事でのAIチャット使用意欲」を聞くと、また、面白い結果が出た。

   「とても積極的に使う」(26.3%)、「積極的に使う」(29.4%)、「どちらかといえば積極的に使う」(30.8%)を合わせた約9割(86.5%)が「積極的に使う派」の回答だったのだ。「仕事での使用に消極的派」は13.5%だった【図表3】。

(図表3)今後仕事でのAIチャット使用意欲と、AIチャットは仕事を効率化するか(Job総研の調査)
(図表3)今後仕事でのAIチャット使用意欲と、AIチャットは仕事を効率化するか(Job総研の調査)

   また、仕事上でAIチャットを使用することで「仕事を効率化できるか」を聞くと、「とても効率化する」(24.2%)、「効率化する」(39.7%)、「どちらかといえば効率化する」(27.2%)を合わせた約9割(91.1%)が「効率化する派」の回答だった【再び図表3】。

   この質問には、AIチャットを「知らない」と答えた人にも、その機能を説明した上で回答をもらった。

   こうした結果から、仕事の面ではAIチャットに高い評価を与えている人が多いが、そもそもAIチャットにはどんな印象を持っているのだろうか。

   回答者全員に聞くと、「とてもポジティブ」(26.6%)、「ポジティブ」(34.5%)、「どちらかといえばポジティブ」(34.3%)を合わせて9割超(95.4%)が「ポジティブ派」の回答だった【図表4】。

(図表4)AIチャットに対する印象(Job総研の調査)
(図表4)AIチャットに対する印象(Job総研の調査)

   また、その印象を一言で表現する感情を聞くと(複数回答可)、「興味」(76.4%)で最も多く、次いで「期待」(69.4%)、「希望」(37.6%)、「驚き」(25.1%)と続き、ネガティブな言葉の「不安」(20.7%)、「恐怖」(15.0%)、「困惑」(11.5%)は少ない結果となった【再び図表4】。

   ところで、AIチャットの普及が人々の仕事を奪うのではないかと心配されている。回答者全員に「AIチャットが仕事を奪うと思うか」と聞くと、「とても思う」(15.5%)、「思う」(26.7%)、「どちらかといえば思う」(34.7%)を合わせた約8割(76.9%)が「AIに仕事を奪われる派」の回答だった【図表5】。

(図表5)AIの進化は人間の仕事を奪うか(Job総研の調査)
(図表5)AIの進化は人間の仕事を奪うか(Job総研の調査)
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