異業種転職で人気の業種「IT・インターネット」「メーカー」「流通・小売り・サービス」
続く人気の職種についての質問では、「営業・マーケティング系」が人気で「59%」の人が回答。「経営・経営企画・事業企画系」が次いで「50%」、「コンサルタント」が「40%」となった。
引き続き、転職コンサルタントに、転職者の前の業種を聞いてみると、トップは「メーカー」(65%)、「IT・インターネット」が「50%」。最多と2番目で15ポイントのも差がついた。3番目は同率で「流通・小売り・サービス」と「コンサルティング」が並んだ。
また、転職先の業種と伺うと、トップは「IT・インターネット」(74%)、「メーカー」(66%)、「コンサルティング」(54%)の順になった。
一方で、転職コンサルタントに異業種転職をしたミドルに対して「採用企業が期待するもの」の上位3つを聞くと、「経験職種での専門知識・専門スキル」が「72%」でトップだった。次いで「新しい環境でも主体的に動ける行動力」(49%)、「マネジメント力」(40%)と続いた。
調査結果では、IT・DX化や、AI技術の発展が進む中、業界ごとにおける将来性の明暗が分かれてきており、それを感じながら、リモートワークなどの柔軟な働き方を求めているミドル世代が増えてきているようだった。