食材宅配...1位「おうちCO-OP」、2位「コープデリ」、3位「パルシステム」
MMD研究所の調査は、18歳から69歳の男女7000人が対象。そのうち、日常生活で食材・食品を購入すると回答した5287人に、「食材宅配サービスの利用したことがあるか」を聞くと、「現在利用している」(14.6%)と「過去利用していた」(9.2%)を合わせて、利用経験がある人は23.8%となった【図表1】。
約4人に1人が利用していることになる。また、「利用したことがないが、利用を検討している」(4.0%)と「利用したことがないが、興味がある」(15.6%)を合わせて2割近い(19.6%)人が関心を持っていることがわかる。今後、ますます広がりそうだ。
利用経験者の家族構成を聞くと、一人暮らし(18.6%)は2割以下で、18歳未満の同居人がいる人が3割超(31.7%)となった。やはり、食べ盛りの家族のいる人の利用者が多いようだ。
さて、最も人気のある食材宅配サービスはどこだろうか。利用経験者によく使うサービスを聞くと(複数回答可)、「おうちCO-OP」(15.9%)が最も多く、次いで「コープデリ」(11.4%)、「パルシステム」(10.3%)、「コープデリ」(11.4%)、「パルシステム」(10.3%)、「Oisix(オイシックス)」(10.0%)、「イオンネットスーパー」(9.0%)と続いた【図表2】。
さらに、利用経験者に食材宅配サービスを利用する理由を聞くと(複数回答可)、「重たいものを届けてくれる」(42.1%)が最も多かった。次に「買い物に行く時間を節約できる」(39.1%)、「時間を気にせず注文できる」(31.5%)、「天候が悪い日でも届けてくれる」(29.8%)などが上位に並んだ【図表3】。